お伊勢さんの代表でもある通り、『日本人の心のふるさと』、一生に一度はお伺いするべき場所ともいえます。
今年は平成最後の年、かつ土曜日ということもあり、大変な人の多さでございました。

泉大津港からバスを走らせること約3時間、三重県伊勢市。
伊勢神宮外宮到着です。
因みに、伊勢神宮の正式名称は「神宮」といいます。
なかでも、内宮と外宮が有名ですが、実はその他にも大小さまざまな社が伊勢志摩地域に点在し、すべてで125社から成る神社です。
125社のうち内宮・外宮と、両宮と関わりの深い14の別宮では20年に1度、隣の敷地にそのままの姿で社殿を建て替えご神体を遷す「式年遷宮」が行われます。

古来、日本の国は「豊葦原の瑞穂の国」と呼ばれ、水に恵まれ稲が立派に稔る国を意味します。私たち日本人にとって、お米は単なる食料としてだけではなく、神と人とを結ぶお供え物でもあります。神宮では稲が芽吹き、そして稔るという稲作の周期と共に、年間1500回に及ぶお祭りが行われ、その中で大御神のご神徳をたたえ、ご神恩に感謝し、「国安かれ、民安かれ」と、国家の隆昌と国民の幸せをお祈りしています。